保湿剤は副作用が無いから安心だと思っておられる方が多いかと思います。
しかし、副作用がないと思っている保湿剤も使いすぎてしまうと、肌本来の機能を低下させてしまいます。
それはワセリンであろうが、天然由来のものであろうが同じです。
保湿剤を使いすぎて、肌本来の保湿機能が低下してしまうと、皮膚にハリが無くなり、アトピーは徐々に酷くなってきます。
保湿剤依存の皮膚になってしまいますので、使い過ぎないようにする必要があります。
保湿剤も基本的には乾燥している部分にのみに塗ること。
正常な皮膚に塗るのは控えましょう。
子どもの場合、食事を気を付け、生活習慣を見直すことで改善されますので、保湿を少し使いながら様子をみていくのも良いかと思います。
子どもの場合にも保湿依存にならないように使うこと。
子ども以外の成人アトピーの場合は保湿に依存している皮膚になっている可能性があります。
成人アトピーの難治型場合、保湿を減らしていって、肌本来の機能を取り戻す必要があります。
①塗る回数を減らす
薬は多い方だと一日4~5回ほど塗っているかと思います。もちろん目指すは0ですが…。
まずは一日に1回を目指しましょう。
お風呂上がりすぐの1回ではなく、肌に何も付けない時間を作りたいので朝の1回に出来るのがまずは目標です。
日中の乾燥予防のためにの保湿剤の使用を減らしていくことが必要です。
「保湿無しなんて出来るわけ無い」と思われる方もいらっしゃると思います。
大丈夫です。食事を見直し、入浴方法を見直すことでも保湿は必要なくなっていきます!
②塗る範囲を減らしていく
全身にベタベタ塗る方法は良くありません。保湿が引き起こす怖さを知ることが必要です。
保湿依存の皮膚は保湿によるデメリットがメリットを上回ってしまった状態です。
そうならないように、保湿剤を使っていく必要がありますので、正しい知識を身につけましょう。
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