アトピー治療を始めて薬で改善されている方、すごく多くいらっしゃるかと思います。
ようやく、綺麗な皮膚を手に入れて安心させていると思います。
ステロイドは使い方によっては凄く頼りになり、効果的な改善が得られます。
つらい皮膚の症状は精神的にも凄くしんどい為、皮膚症状をステロイド薬で治すことをお勧めします。
しかし、アトピー治療をステロイド薬だけに任せにしていては根本的な改善が出来ていません。
皮膚の状態=アトピー改善ではありません。
酷くなったり、良くなったりと皮膚の状態だけで一喜一憂していると、根本的には改善しておらず、成人してから皮膚が一気に悪化し、最悪は難治型アトピーへ移行し、薬も効かなくなることがあります。
私自身が経験してきた経過です。
アトピーは体の内側からも改善させる必要があります。
それは、特別難しいことではありません。
アトピー性皮膚炎という病気を理解すると、薬の使用量を少しづつ減らしていく行っても改善出来ます。
なぜ良くなっているのに薬を減らす必要があるのか?
どんな薬でも使い続けると、効き目が弱くなり、より強い薬が必要になります。
抗生物質が代表例です。抗生物質は使いすぎると、体内により強い菌が出来てしまう。
アトピーに使われている薬も同じです。
長期的に保湿やステロイド薬を使い続けていると、身体は肌本来の機能を失ってしまいます。
そうなってからでは、改善にすごく時間がかかってしまいます。
強い薬が必要になる前に、薬に依存してしまう体になる前に、根本から改善させ、しっかりとした肌本来の皮膚を手に入れましょう。
ステロイド薬の減らし方
薬の減らし方は2通りあります。
①塗る回数を減らす
薬は多い方だと一日4~5回ほど塗っているかと思います。もちろん目指すは0ですが…。
まずは一日に1回を目指しましょう。
お風呂上がりすぐの1回ではなく、肌に何も付けない時間を作りたいので朝の1回に出来るのがまずは目標です。
食事や生活習慣を改善させていくと、薬の量を減らしても、皮膚の状態は安定していきます。
②塗る量を減らす
食事や生活習慣を見直すことで、薬の強さを低くしていけるはずです。
強さを下げながら、回数を減らす。
回数が減ってきたら、他の軟膏と混ぜることで、ステロイドの使う量を減らしていきます。
今まで1週間で無くなっていた薬が1ヶ月も持つようになってきます。
そうやって少しづつ薬を減らして行きましょう。
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