女性の5割が悩んでいるという便秘。
最近では男性でも3割の方が便秘で悩んでいるようです。
「女性は便秘の改善をあきらめている方も多いのではないでしょうか?」
便は不要なものを体の外に出す非常に大切な行為です。
便秘が口臭や体臭の原因になることは比較的に知られているかと思います。
便秘をすると、肌あれを起こすことは女性の方ならご存知だとおもいます。
便秘だからアトピーになるわけではありませんが、アトピーを改善するためには便からも体内の悪い物をしっかりと出す必要があります。
実際にアトピー症状が治っていたのに、便秘がきっかけで再発する人もいるようです。
便秘を薬で治そうとした場合、便と一緒に腸内細菌もミネラルも一緒に排出されてしまいます。
そのため、薬を使いすぎると余計に便秘になりやすくなってしまいます。
アトピーでお悩みの方は便秘を薬で治すのではなく、食事や生活習慣で治すのが理想です。
では、どうするのか?
便秘改善するには食事のバランスを整えたり、歩く程度の軽い運動が必要になります。
腸がしっかりと機能し、体内から悪いものを排出してくれる体をつくる必要があります。
よく言われる理想的な便は色は黒くなく、黄色でバナナやきゅうりくらいのものが良いと言われています。
そして柔らかすぎず、硬すぎず。
アトピー患者は自律神経の乱れも起こしやすいため、便秘や下痢になり易い傾向があります。
下痢や便秘にならないためには?
内臓の病気がない人の便秘の原因の多くは食事です。
①水と食物繊維の不足
食物繊維が水分を抱え込みます。食物繊維無しに、水分だけ取ってもダメなことがお分かりかと思います。食物繊維は豆類や玄米に多く含まれています。
②乳酸菌の摂取
味噌やぬか漬けなどの麹を摂取することで、乳酸菌と食物繊維が同時に取り入れることが出来ます。
③油の取りすぎ
トランス脂肪酸を含む揚げ物や糖質は腸の働きを低下させてしまします。
④添加物による腸内環境の悪化
保存料などの添加物は腸内細菌を殺してしまうため、便秘や下痢を引き起こします。
⑤糖質の摂り過ぎ
一般的に多くの方は便秘を解消しようとヤク〇トなどを飲んでいるようです。
しかし、あれには砂糖が多く含まれています。
糖質は腸の働きを低下させるだけでなく、他の臓器にも悪影響を与えますので、飲みすぎに注意してください。
⑥マグネシウムの不足
便秘薬であるマグミットという薬はマグネシウムです。
マグネシウムは多くはお塩に含まれています。
海藻やお塩から摂取されるといいかと思います。
⑤姿勢の悪さ
姿勢が悪いと、内蔵も圧迫されて働きが低下してしまいます。良い姿勢を心がけましょう。
⑥ストレスや生活リズムの崩れ
過剰なストレスは自律神経の乱れを引き起こします。深呼吸や複式呼吸でリラックスさせましょう。
アトピー性皮膚炎の根本改善のために食事や生活習慣を見直すと自然と理想的な便になってきます。
アトピー治療を通して、正しい知識で健康な体を手に入れましょう!
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