「美容やアトピー性皮膚炎に油は関係ない!!」「にきびや吹き出物の原因になる!」「動脈硬化の原因になる!」
そう思っていませんか?
良い油を身体に入れることで、肌は潤いを取り戻すだけでなく、ホルモンバランスが整い血管年齢も若くなります。
説明していきますね!
油は体内ではコレステロールとして働いています。
コレステロールの数値を気にして、あまり摂らないようにしているのではありませんか?
「コレステロールは血管を詰まらせる」、「動物性より植物性」「オリーブオイルは体に良い」など油一つをとっても様々な意見があります。
さまざまな情報に振り回され、何を信じたら良いのか分からなくなっていませんか?
コレステロールは体に必要?不必要?
基本的に人間の体を作る筋肉、血管、骨、血液、脳などはタンパク質と脂肪から作られています。
人の体を作る細胞はタンパク質と脂肪で出来ています。
これらは人間にとって必要不可欠です。
特に脂肪は生命に欠かせないものです。必要だからこそ、体に溜め込もうとしてしまうのです。
例えば、卵。
卵はタンパク質と脂肪から出来ていて、糖質は入っていません!その卵からヒナとなる鳥の全身が作られています。
人の体もタンパク質と脂肪があれば、体に必要な細胞は全て作られます。
タンパク質や脂肪これらが体の中で不足すれば、さまざまな病気になることが想像できると思います。
ホルモンや脳、血管など重要な場所が脂肪を元に作られています。
コレステロールを必要以上に避けてしまったり、質の悪い油を多く取ることで、ホルモンバランスが崩れ、うつ病や精神面が不安定になることもあります。
コレステロールの嘘!!
食べ物からコレステロールを沢山摂取しても、血管内にコレステロールは増えないことが発表されています。
2013年にアメリカ心臓学会が「コレステロールを沢山摂取しても、体内でコレステロールが増えることはない」と発表しています。
それに次いで2015年に日本動脈硬化学会も声明を出しています。
コレステロール値が低い人ほど癌になりやすいことも有名です。
油は質も大事ですが、怖がらずに健康のために脂肪を取りましょう!!
とくにアトピー性皮膚炎の人は肌の再生や肌の保湿機能のために、タンパク質やコレステロールがほかの人より必要になってきます。
おすすめの油は?
油が体に必要なのは理解できたでしょうか?しかし、なんでもOKという訳ではありません。油の質とバランスが大事です。
絶対摂取してはいけないのがマーガリンですね!発がん性があることでも有名です。
どんな生物も口にしないとても危険な油です。
これに続いてトランス脂肪酸も発がん性があり、体には毒でしかないので避けるべき油です。
リノール酸(紅花油、コーン油、大豆油など)これらの油は安価に手に入りますが、大量生産のために化学溶剤を投入し、高温で撹拌抽出しますので、トランス脂肪酸が多く含まれます。
高温で撹拌することでトランス脂肪酸が発生します。
またトランス脂肪酸は花粉症や喘息、がんの原因になっているとも言わています。
低温で撹拌された油を探しましょう。
リノール酸の油は体内では炎症に働きます。取りすぎてしまうと皮膚の炎症を悪化させ、かゆみが出てしまいます。
我が家では、遺伝子組み換えではない菜種の低温一番搾りの菜種油を使っています。
またバターも積極的に使っています。
植物性、動物性どちらかに偏らない程度で両方を使うようにしています。
オメガ3を含むことで有名な亜麻仁油・えごま油・しそ油、サバ、アジ、サケ、イワシなどの青魚や、くるみ、アーモンドは抗炎症作用がある油です。
熱を加えずに、摂取するようにしてください。
摂取することで皮膚の乾燥を予防し、保湿機能も高まり、かゆみを抑える働きもあります。
我が家では納豆やサラダにスプーン一杯入れて摂取しています。
皮膚の外から保湿するのではなく、体の内側から保湿能力を高めれば、肌の保湿機能は取り戻せます。
続けることが大事ですので、毎日続けれるものを探しす必要があります。
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