アトピー性皮膚炎を入浴で改善させる!!

入浴後にかゆみが増したりしていないですか?

病院では入浴の方法や回数を教えてくれません。

入浴はアトピー性皮膚炎の患者さんでも、人それぞれで回数や方法が変わります。

「アトピー患者は皮膚を清潔にしないといけない!」と思っていませんか?

清潔にするためにこまめにお風呂に入っている方や皮膚を洗い過ぎてかゆみを起こしている方もいらっしゃいます。

良かれと思ってしたことが、逆に皮膚の状態を悪くしていたという事にならないためにも参考にしてみてください。

入浴の2つの目的

①入浴の目的は浸出液から出る不快な臭いの除去。

②フケ状になった皮膚の除去です。

これらはシャワーを流すだけで除去可能です。こする必要はありません。

擦りすぎて、皮膚を無理に傷つけないように気をつける必要があります。

入浴後にかゆみが増す場合には擦り過ぎが原因だったり、シャワーの水に塩素が多く含まれている可能性があります。

この場合は、入浴によって皮膚の保湿成分を落としすぎています。

身体の中からの保湿機能が低い場合、入浴によって痒みが増強する方がいらっしゃいます。

肌の状態によって入浴頻度を変える必要があります。

皮膚の浸出液はタンパク質で出来ており、皮膚の再生に必要な成分です。

床ずれの治療でも浸出液を拭かない湿潤療法が標準になっています。

入浴する際の5つのポイント

1.シャワーには塩素除去ヘッドを付けることをお勧めします。そんなに高価なものではありませんので、購入をお勧めします。

水道水には塩素が多く含まれています。

塩素は皮膚の保湿成分を落としてしまいます。

2.またシャンプーや石鹸は出来るだけ、使わないようにしましょう。私はシャンプーしたのは週に一回程度でした。

芸能人のタモリさんなどはシャンプーを使わない湯シャンで有名です。アトピー患者さんも湯シャンでOKです。

3.お湯で洗い流すだけでOKです。

石鹸を使う場合は、泡立てて優しく擦らないように。洗い残しにも気をつけてください。

4.湯に浸かるのも、気持ちいいと感じる方は入って大丈夫です。

温度も気持ちいいと感じる程度で結構だと思います。熱すぎるのは厳禁です。肌が熱を持ってしまいます。

入浴剤は効果的なもののあれば、皮膚に有害なものもあります。

欲しい方は個人的にご連絡下さい。

5.お湯につかる際は、ミネラルの多いお塩か、みかんの皮や備長炭などを入れて、塩素の除去を行いましょう。

有害なものが体に入らないようにしましょう。有害な入浴剤は使わないように!!

入浴回数について

「肌を清潔にするために毎日入らなきゃ…」「保湿機能が落ちるから入らなくていい…」「熱いお湯は使わないように…」このようにお風呂の回数や入り方一つを取っても意見が様々です。

結論から言うと、からだの中からの保湿機能がある人は入っても大丈夫です。

体内からの保湿機能が低下している方は入浴回数を減らす必要がありそうです。

私の場合、根治治療を初めて最初の1年程度、

全身が真っ赤でしたので、「赤みは炎症だし、冷たい水で流す!肌の保水のために!」という考えから、最低一日3回冷たい水でシャワーを浴びていました。

たしかに、冷たい水でのシャワーですので、入浴後、一時的に赤みは減ります。しかし、シャワーの刺激がかゆみを引き起こし、それを我慢するのが大変でした。

1年過ぎたあたりから、今度は「肌の保湿機能を高める!」という考えに変えて、週に1.2回だけの入浴に切り替えてみました。私にはこれが合ってたようです。

お風呂は気持ちいいものなので、無理に制限する必要はないかと思いますが、入浴後にかゆみが強くなる方は、保湿成分を流してしまっている可能性がありますので、自分の体の保湿機能が高まるまでは入浴を控える方法をおすすめします。

陰部などをシャワーで流す程度の入浴で、肌の保湿機能を取り戻しましょう。

さまざま病気で悩む人のために