「体質改善」アトピー治療にはよく使われる言葉です。
体質改善、、、って一体?30年も前からアトピー治療には体質改善が必要と言われています。
今でも体質改善のために玄米茶や注射、漢方治療などをしているかたもいるでしょう。
体質さえ変われば、、、と取り組んでいる方も多いのではないでしょうか?
私の経験では体質改善に色んな方法がありますが、どれもがアトピー症状は一旦落ち着くものの、治るということはありませんでした。
「体質改善」という言葉。よく考えると、すごくあいまいな言葉ですよね。病院のステロイドを使う医者から漢方治療をしている医者までも「体質改善」という言葉を使っています。
アトピー性皮膚炎の場合、すぐには治らない長期的な治療のイメージがありますので、時間をかけて体質を改善していけば治るのでは?と思っている人が多数ではないでしょうか?
私のアトピーは乳児の頃から35歳まで抱えていましたが、見た目ではアトピーだと分からない程に改善しました。
薬はもちろん、保湿を塗ることもしないで大丈夫になりました。
しかし、食生活や生活習慣を昔に戻したら、皮膚の症状は悪化してきます。
アトピー体質というものはありそうで、実際は無いんです。アトピー体質といえば、「乾燥しがちの肌」と「体内の悪いものを皮膚から外に出す」といった体質です。
乾燥肌は食事と生活習慣に気をつければ治ります。食事を変えれば、皮膚の症状は確実に改善されます。
アトピーを悪化させるものは「自分だけが食べれない」のではなく、「人にとって食べないほうが良い物」なのです。
もともと皮膚は汗などで体のいらないものを排泄する器官です。アトピー患者は体内の悪いものを皮膚の外に出しているという状態です。
体に溜めずに、外へ出しているという優れた体質です。
よって、体に悪いものを入れずに出し切ってしまえば、治ります。
そして皮膚の外をスキンケアするのではなく、からだの内からスキンケアできる状態にしてしまえば、保湿も要りません。
最近では体質改善をうたった、サプリメントや乳酸菌が売られています。効果がまったく無い訳ではなさそうです。
食生活や生活習慣の改善などで根本治療をしなくては効果がありません。
栄養を補完してあげるくらいの感じの使用ならだいじょうぶだと思います。
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